何階か 2005 5 10
時々、板情報だけで売買している人の話を聞きますが、
やはり、分足チャートも使うべきでしょう。
頭の中で、分足チャートを描ける人は別として、
普通の人は、今、何階にいるのか、わかりにくいでしょう。
たとえば、今、9階にいたとします。
もし、ビルが10階建てだったら、大変です。
急いで利益確定をする必要があります。
登りエレベーターが、すぐ、下りエレベーターに変わる可能性があるからです。
もし、ビルが20階建てだったら、そんなに、あわてなくても、よいでしょう。
このように、ビルが何階建てかを知るためには、
分足チャートが必要になるでしょう。
そういうわけで、デイトレードするには、
少なくとも、パソコンが2台以上、必要となります。
(分足チャートを表示するパソコンが、別途必要でしょう)。
ただし、パソコンが多くなると、目が足りなくなるでしょう。
こういう時は、目が多い方がよいと思うでしょう。
ついでに、パソコンは、ノート型よりも、デスク型の方がよいでしょう。
ノート型では、テンキー(数字のキー)が使いにくいからです。
(数秒を争うデイトレーダーにとって、数字の入力は早くしたいでしょう)。
もちろん、別売のテンキーを取り付ければ、問題ないでしょう。
目は多い方がよい 2005 4 25
これは、新興市場の銘柄に言えることでしょうが、
あまりに値動きが早く、それについていけないと思います。
たとえば、前日の夜に選んだ銘柄の板情報を見ていると、
いつの間にか、ランキング情報では、新顔が大活躍している場合があります。
そこで、あわてて、そういう銘柄の分足チャートや日足チャートを見て、
そして板情報を確認しているうちに、
今度は、前日の夜に選んだ銘柄(登録銘柄)が、いつの間にか動き出していた。
結局、新顔の銘柄も登録銘柄も、ものにすることができず、
チャンスを逃してしまった。
そういうことがあると思います。
こういう場合は、以前も書きましたが、
目は多い方がよいと思います。
つまり、二人ひと組で、相場を監視すれば、チャンスを逃すことはないと思います。
一人は、前日の夜に選んだ銘柄の板情報や分足チャートを監視し、
もう一人は、ランキング情報と速報ニュースを監視するという組み合わせです。
こうしないと、動きの激しい新興市場の銘柄を追いかけるのは、無理だと思います。
あるいは、一人でやる場合は、2つか3つの銘柄に特化する方法もあるでしょう。